EnglishCentral・JSOL・NTTデータ経営研究所が、脳科学技術と音声認識術を用いた新たな日本人向け英語リスニング・スピーキング学習支援システムの開発を開始

    EnglishCentral・JSOL・NTTデータ経営研究所が、脳科学技術と音声認識術を用いた新たな日本人向け英語リスニング・スピーキング学習支援システムの開発を開始

    889 397 Shinichi Yamagata

    株式会社EnglishCentralは、株式会社JSOL、株式会社NTTデータ経営研究所と共同で、脳科学技術と音声認識技術を用いた日本人向け英語リスニング・スピーキング学習支援サービス開発(以下、本研究開発)を開始しました。

    国際社会におけるグローバル化の進展に伴い、日本でも小学校における英語必修化など、英語教育への関心がかつてないほど高まってきています。一方で英語力の国際比較調査によると、日本人がリスニングとスピーキングを苦手としていることは顕著であり、中でも「L」と「R」の違いのように、従来の日本語にはない周波数の音を聞き取る・発話することに苦労をしている傾向が見て取れます。スニングができない音素や単語はスピーキングにおいても苦手とされ、学習者が自ら聞き取ることができない音と発生しにくい音の両方を特定して認知させることが英語力向上の鍵を握ることがわかります。


    そこで本研究開発では、イングリッシュセントラルが保有する「音声認識技術」と、国立研究開発法人情報通信研究機構(以下 情報通信研究機構)と大阪大学が研究開発した「ニューロフィードバック技術」を用いて、英語学習者が自ら気づくことができない発声しにくい音と聞き取りにくい音を視覚的にフィードバックすることで適切な方向へと学習を指導するトレーニング方法の開発を目指します。これにより、これまでは漠然と「聞き取れない」あるいは「伝わらない」という実感しかなかった英語力について、学習者自身が科学的に裏付けられた方法で改善点を認識して、自身の能力の改善を図ることができるようになります。具体的な開発方法としては、すでにグローバルで300万人以上のユーザーに利用されているオンライン英語スピーキング学習サービスと、実証検証を進めているニューロフィードバック技術を用いたリスニングトレーニングを組み合わせ、ビジネスパーソン等を対象とした実証実験を行ってまいります。

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