EnglishCentral内の単語学習コースの内容が大幅に更新され、以下のものが利用できるようになりました。
- 基礎単語2800:日常会話で頻出する単語を集めたコースです。新聞、雑誌、本、テレビ、映画で使われている単語の92%までをカバーしています。英語教育で古くから「General Service List(GSL)」と呼ばれて利用されている基礎単語リストをベースに、最新のものとしてアップデートされています。
- アカデミック単語960:学術的なテキストや講義でよく使われる単語を集めたコースです。基礎単語2800と一緒に学んでい頂くことで、英語圏の大学で使われている学術的なテキストの92%までをカバーすることができます。英語教育において、学術的な文章・講義などを理解するために有用とされている「Academic Word List(AWL)」をベースに、最新のものとしてアップデートされています。
- ビジネス単語1700:一般的なビジネスシーンで不便なくコミュニケーションできることを目指して編集されたコースです。基礎単語2800と一緒に学んでい頂くことで、もっとも一般的なビジネスシーンで必要となる単語の97%までをカバーできる内容となっています。
- TOEIC単語1200:TOEICの試験の読解やリスニングで頻出する単語を集めたコースです。基礎単語2800と一緒に学んでい頂くことで、TOEIC試験で登場する単語の99%をカバーしています。
基礎単語のコースは、明治学院大学のチャールズ・ブラウン教授、青山学院女子短期大学英語講師のブレント・カリガン博士、同じく青山学院女子短期大学のELTプログラム責任者のジョセフ・フィリップス教授によって開発された新GSL(New General Service List: NGSL)をベースに編集されています。ケンブリッジ大学で開発された2億を超える言語データ(コーパス)に基づくリストを精査して、第二言語として英語を学習する人にとって頻出な基礎言語のみを抽出して構成されています。
アカデミック単語、ビジネス単語、TOEIC単語のコースについても、それぞれの言語データ(コーパス)に基づいてリストが組み立てられています。
レベルテスト
基礎単語とアカデミック単語については、受講者の単語力が現在どのレベルにいるのかを診断するテストを提供しています。この診断は宮崎国際大学のフィル・ベネット(Phil Bennett)と新潟県立大学のティム・ストケル(Tim Stoeckel)が開発したテスト項目に基づいて行われます。大学での検証結果では、90%を超える高い確率で適切なレベルの判定ができるという結果も出ています。
我々がEnglishCentral内で行っているテストは140問で構成されており、基礎単語をレベル別に5段階に分けて各50単語、アカデミック単語をレベル別に2段階に分けて各50単語の計140単語を抽出して行います。テストは英語版のほか、日本語、トルコ語、韓国語、ポルトガル語、スペイン語に対応しています。
テストの結果から受講生の現在の実力を診断を行い、14段階に分かれたレベルの中から適切な学習開始地点を提案します。
コース学習
基礎単語についての生徒間の知識のギャップを測るうえで、基礎単語コースのすべてのユニットのすべての単語を完了させることをお勧めしています。
各コースは20問のクイズ動画で構成されており、各動画は3分程度で完了します。1週間に1ユニット、100単語、15分の学習をお勧めしています。
マイ単語
コースで学んだ動画は、クイズの正誤にかかわらず、すべてマイ単語に登録され、そこでインターバル学習を行うことができます。学習を行うインターバルは、1日、3日、10日、30日で設定されています。
マイ単語では自動的に学習インターバルを計算して、「クイズできる単語」として順番に表示させる仕組みになっています。
また、クイズで間違えた単語を別に表示することもできるので、集中的に学習することも可能です。
あるいは、自身でお気に入りの単語を登録することもですます。
単語のマスター
大学における1年間のプログラム(28週間に相当)では、1週間に100単語をマスターすることで基礎単語2800語を1年間でカバーできることになります。基礎単語のレベル3からスタートした学生も、アカデミック単語の980語とTOEIC単語の1200語を28週間のプログラムで十分に完了できる計算となります。
またマイ単語のインターバル学習(最大30日間のインターバル)で、5回クイズに正解をするとその単語をマスターしたことが認められ、上記の1年間の学習でかなり数の単語をマスターすることが期待できます。
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